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【地域活性化研究所】大学と地域の協働による観光活性化フォーラムを開催しました (2015.12.18)
12月13日(日)に燕三条ワシントンホテルにて、本学の地域活性化研究所が所属しております「大学と地域の協働による観光活性化モデル事業協議会」主催の大学と地域の協働による観光活性化フォーラム 新潟経営大学観光経営学部設立記念『観光立県に向けた人材育成戦略 ―新潟県の観光産業の展望と課題を考える―』を開催しました。
これからの新潟県を支える産業の一つとなる「観光」について、国内外の観光客を獲得していくにはどのような人材育成・経営戦略が必要か、各分野の専門家より講演とパネルディスカッションを通して発表していただきました。
- ■記念講演 国土交通省 北陸信越運輸局 交通政策部長 瀬井威公氏
- 「地域の振興に貢献する観光振興のあり方」
- 観光立国の意義を説明された上で、国内の現状や、様々な政府の取り組み事例、最近注目されている外国人旅行者についての詳しい解説をしてくださいました。雪国、匠の技、酒等を活かした新潟県の観光立県についての可能性についても触れていただきました。
- ■基調報告 JTB総合研究所 執行役員 企画調査部長 波潟郁代氏
- 「新潟が観光で輝き続きけるために ~観光の課題と人財づくり~」
- 旅行・観光を取り巻く環境について述べられ、観光地経営の重要性について説明してくださいました。今後マーケットのキーとなるミレニアル世代の行動と旅行について触れた上で、観光産業に求められる人材像について解説してくださいました。
- ■パネルディスカッション
- 観光地としての新潟を国内外にアピールするために、新潟県の魅力を誇りに思い、積極的に発信していくことの必要性について白熱した討論が行われました。また、新潟の観光産業を担う人材育成に対して不可欠なものは何か、パネリストの皆さんより意見が出されました。
- <パネリストの皆様>
- 株式会社 日本旅行 西日本営業本部 小畑 博正 氏(画像左上)
- 新潟大学大学院 自然科学研究科 特任助教 滝沢 憲一 氏(画像右上)
- JTB総合研究所 執行役員 企画調査部長 波潟 郁代 氏(画像左下)
- 福島大学 研究振興課 特任専門員 ブレンディ バロリ 氏(画像右下)
当日は、観光産業に携わる多くの方々が聴講にいらっしゃいました。誠にありがとうございました。
多くの方が関心を寄せている「新潟県の観光」について、大学と地域の協働による観光活性化モデル事業協議会の一員として、また、観光経営学部を新設する新潟経営大学として、より一層貢献できるように努めて参ります。