2023.01.11

【2023年 監督挨拶】新年あけましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます。

令和3年も昨年同様、コロナウイルスに振り回される年となりました。4年生の中には陽性判定を受けて、最後演技をして体操人生を締めくくれなかった学生や練習を十分にできないまま試合に挑む者もいました。「体操選手でない人生の方が長い」とよく言われますがなんともやりきれない気持ちです。新しいステージで活躍してほしいと願うばかりです。

昨年を振り返ってみると第三者からどう映っているかはわかりませんが、常に空回っていたのだと感じます。何かしていないと不安になり、行動を起こしては勝手に苦しむという負の連鎖が続くことがありました。体操競技部の為、学生の為、自分の為に必要なことがうまく回らなくて悩まされる事も多々あり、悩める1年となりました。
頭の中を整理してみると私の思いの中に「ただの部活動で終わってほしくない」「体操を社会で生き抜くための武器にしてほしい」という思いが先行していることに気がつきました。その思いが許容を狭め、循環を鈍らせていたと感じます。

新年を迎え、今年は互いが尊重しあえる空間の創造を目指します。個々の変化に目を向け「彼にしかできない事は何なのか?」「どうなりたいと思っているのか?」、学生の可能性に期待してみます。ですが、規律正しい人格が日本人の強みであり、競技力向上に関わるキーである事は忘れてはいけないと常々思っています。

まだまだ未熟なチームでございますが少しずつ進んでいきたいと思います。
たまに戻っても気持ちは前に!今年も頑張ります!

本年も変わらずご支援、ご声援のほど、よろしくお願いいたします。
そして皆様にとってもより良い年となりますように。