1事前研究
マーケティングの基礎知識を学び、業界分析を実施。想定される業界課題を抽出後、実際に田中刺繍へ出向き、工場見学を行いました。
CASE 02
有限会社 田中刺繍
五泉市/ 刺繍メーカー
CASE 02
有限会社 田中刺繍
五泉市/ 刺繍メーカー
経営学実地研究では、包括連携協定に基づく活動のひとつである「中小企業の個別コンサルティング」を実施しました。提案依頼のあった企業は、繊維産業が盛んな五泉市において多岐に渡る刺繍加工を行っている「有限会社 田中刺繍」。学生目線での企画提案をお願いしたいとの要望に応える形で実現しました。
マーケティングの基礎知識を学び、業界分析を実施。想定される業界課題を抽出後、実際に田中刺繍へ出向き、工場見学を行いました。
田中刺繍へのインタビュー調査を行い、客層や売上、資金面などのお話をうかがいました。
現場で内容をヒヤリングすることで現状の課題も見えてきます。
SWOT 分析を用いて、田中刺繍の「強み」「弱み」、業界の「機会」「脅威」を分析。その後、論理的思考(ロジカルシンキング)の手法である「why ツリー」「how ツリー」を活用し、問題や要因を導き出しました。対策となる施策の提案をまとめていきます。
アイデアをブラッシュアップした後、企画提案書を作成。限られた時間で施策の要点が伝わるようにプレゼンテーションの練習を重ねました。本番は、田中刺繍の代表取締役社長、役員の方々、加茂信用金庫の担当者を前に2 名の学生が発表しました。
企画提案後、田中刺繍の全社員で商品化を検討。提案のあったブックカバーの開発から派生した「袱紗(ふくさ)」が商品化され、企画考案を行った学生たちへ実際の商品が贈られました。提案後も続くさらなる交流に、産学ともに喜びを共有することができました。
新潟経営大学からの刺繍商品案を参考に商品化したオリジナル袱紗。
田中 守様
有限会社 田中刺繍
代表取締役社長