学生の若い力を地域振興に繋げる
菓房処 京家
代表取締役社長
中林 健様
下条川ダムの恋石×カモリネ
私が新潟経営大学の学生さん達と約5年前に出会いお付き合いするようになりました。伊部ゼミの方々から加茂にひまわりを植えその種を配るプロジェクトをやっていてその一環として、ひまわりの種を使ったスイーツを共同開発して欲しいとのことでお付き合いが始まりました。学生さん達のアイディアを参考にして焼き菓子を作りました。せっかく企画して出来上がった商品ですので自分たちで実際に販売をしてお客様の反応やこのプロジェクトをアピールのために販売もやってみては…と提案し加茂山公園の売店で販売もして頂くことになりました。年間通じて販売活動をやり仲間としての一体感、達成感をこちらも感じるようになりました。卒業後もお店に訪れてくれてゼミ卒業後の憩いの場になっているのも嬉しく思っております。昨年、新潟経営大学の学生さん達から加茂にある「下条川ダム」をアピールして多くの人達に広めるプロクトをやることになり、その一環としてダムを訪れた人達にお土産とてスイーツの共同開発の依頼がありました。試作品作り協議を重ねて「下条川ダムの小石」チョコレートと「カモリネ」プラリネというお菓子をアレンジしたものに決定しました。私としては下条川ダムの小石に決定で考えていました。学生さん達がどうしてもカモリネを販売したいとのことでカモリネも販売することになりました。カモリネとは加茂のカモ、プラリネのリネの掛け合わせ言葉。カモリネの言葉の響きには何か頭に残り、加茂を思い出せる懐かしささえ感じます。販売開始後どちらも良く売れました。特にカモリネは予想以上の売れ行きで製造が追いつかない状態です。このネーミングと商品が加茂の人達のハートをグッと掴んだ証だと思います。この商品をきっかけに下条川ダムへの関心が高め多く方々に足を運んでいただきたいです。学生さん達もさらなるPR活動を考え進めて頂きたいと思います。生徒さん達と商品開発をして販売してきました。私と学生さん達の間に大きな礎を作ることできました。若い学生さん達だから考えられる新しいアイディア、体の内に秘めた情熱をヒシヒシと感じます。あとを受け継ぐ学生さん達には自分の考えを表に出して大学生活の中で試してみて欲しいと思います。恥ずかしがらず、失敗を恐れず自分の中にある秘めたものを出してみてください。きっといいものが生まれると思います。