CASE 01

下条川ダムのグルメ開発

CASE 01

下条川ダムのグルメ開発

協力企業様のコメント

下条川ダムの恋石×カモリネ

学生の若い力を地域振興に繋げる

菓房処 京家 
代表取締役社長

中林 健

下条川ダムの恋石×カモリネ

私が新潟経営大学の学生さん達と約5年前に出会いお付き合いするようになりました。伊部ゼミの方々から加茂にひまわりを植えその種を配るプロジェクトをやっていてその一環として、ひまわりの種を使ったスイーツを共同開発して欲しいとのことでお付き合いが始まりました。学生さん達のアイディアを参考にして焼き菓子を作りました。せっかく企画して出来上がった商品ですので自分たちで実際に販売をしてお客様の反応やこのプロジェクトをアピールのために販売もやってみては…と提案し加茂山公園の売店で販売もして頂くことになりました。年間通じて販売活動をやり仲間としての一体感、達成感をこちらも感じるようになりました。卒業後もお店に訪れてくれてゼミ卒業後の憩いの場になっているのも嬉しく思っております。昨年、新潟経営大学の学生さん達から加茂にある「下条川ダム」をアピールして多くの人達に広めるプロクトをやることになり、その一環としてダムを訪れた人達にお土産とてスイーツの共同開発の依頼がありました。試作品作り協議を重ねて「下条川ダムの小石」チョコレートと「カモリネ」プラリネというお菓子をアレンジしたものに決定しました。私としては下条川ダムの小石に決定で考えていました。学生さん達がどうしてもカモリネを販売したいとのことでカモリネも販売することになりました。カモリネとは加茂のカモ、プラリネのリネの掛け合わせ言葉。カモリネの言葉の響きには何か頭に残り、加茂を思い出せる懐かしささえ感じます。販売開始後どちらも良く売れました。特にカモリネは予想以上の売れ行きで製造が追いつかない状態です。このネーミングと商品が加茂の人達のハートをグッと掴んだ証だと思います。この商品をきっかけに下条川ダムへの関心が高め多く方々に足を運んでいただきたいです。学生さん達もさらなるPR活動を考え進めて頂きたいと思います。生徒さん達と商品開発をして販売してきました。私と学生さん達の間に大きな礎を作ることできました。若い学生さん達だから考えられる新しいアイディア、体の内に秘めた情熱をヒシヒシと感じます。あとを受け継ぐ学生さん達には自分の考えを表に出して大学生活の中で試してみて欲しいと思います。恥ずかしがらず、失敗を恐れず自分の中にある秘めたものを出してみてください。きっといいものが生まれると思います。

ダムそば

学生の豊かな想像力と感性が商品化に繋がる

CHINAMI

牛膓 総一

ダムそば

日中はキッチンカー、夜はスナック・バーを営業しております。店舗は加茂市仲町にあり、ワイン中心としたアルコール、スペイン産の生ハム、世界のチーズ等をご提供しております。キッチンカーは、平日は主に加茂市内でランチ営業、週末は市内外の商業施設などに出店しています。
新潟経営大学でランチ出店している時にお声掛けを頂き、下条川ダムへの集客、加茂市のPRにつなげるため、経営大学生とのコラボ商品の開発・商品化をすることとなりました。
ダムのイメージを再現するのに試行錯誤し、色々な食材で何度も試作を行い、どのFOODと組み合わせるのか、スープの色から味や盛り付けまで学生さんと話し合い、たどり着いたのが当店キッチンカーの人気商品の「牛すじ焼きそば」とのコラボでした。
緑のほうれん草ベースのスープに鶏や魚介のエキスを入れ、トロミをつけることで焼きそばと絡みやすく食べやすくしました。
自然豊かな下条川ダムを濃厚な牛すじ焼きそばとあっさりとしたグリーンスープで表現し、『ダムそば』として販売を始めました。新聞にも掲載され、その効果もあり、新聞を見て購入される方や、大学とのコラボということで興味を持って頂き、集客力UPに繋がったと思います。商品開発にあたっては、学生の豊かな想像力と感性に驚かされ、私達も勉強させて頂きました。
この経験を活かし学生の皆様には、人と人との繋がりの大切さやコミュニケーション、料理の楽しさや商品開発の難しさ、商品化の達成感などを今後の活動の一助として頂ければ幸いです。そして、今回の企画にCHINAMIを選んでもらえた事はとても光栄に思います。
経営大学生の皆様、先生方には心から感謝申し上げます。

地域活性の第一線で活躍できる人材に

株式会社 関東朝日広告社 
新潟支店

樋口 敬史

加茂市下条川ダムにちなんだ商品開発の販促ツールとして、下条川ダムのドローン映像の製作を実地研究の一環で実施したいとご依頼を頂きました。今までにも学生の意見を基に販促物を制作したことはありましたが、実現可能な事と乖離していることがほとんど。今回も難しい案件になることを覚悟していましたが、新潟経営大学の皆さんと打ち合わせをすると、そのイメージは払拭されました。誰に対して、どういう手法で販促したいのか、そしてこのドローン撮影を通じて、下条川ダムのどういった部分をプロモーションすることが有効なのか、具体的なビジョンを持っていることに驚かされました。
学生の皆さんの意見を集約して臨んだ撮影。猛暑にも関わらず、嫌な顔一つせず積極的に撮影に参加してくれました。カメラマンにも現場で自分の意見を伝え、議論を交わしながら取り組んでいる様子は、プロのディレクターのようでした。その結果、下条川ダムの雄大な景観が表現された映像に仕上がったと思います。ドローンに向かって笑顔で手を振っている最後のシーンはとても印象的でした。
ビジネスシーンでも役立つスキルを大学時代に身につけられることは、社会に出てからも非常に大きな財産となります。今回の実地研究は、私たちが普段行っている業務と何ら変わりません。
地域活性は現在、全国各地で重要なミッションです。今回ご一緒させて頂いた皆さんが、大学での学びを活かして、地域活性の第一線でご活躍される日が来ることを祈念しております。