初心を忘れないことの大切さ。
市民や大切な人を守れる消防士に。
新潟市消防局

細貝 碧士 さん スポーツマネジメント学科 2024年3月卒業

1

1年の冬

夢からの逆算

大学に入る前から消防士を目指していた私にとって、大学での4年間は夢を叶えるための準備期間にすると入学時から決めていました。消防士になるためにはなにが必要でこれからなにをしていかなくてはならないのか。入学前から目標が定まっていたため、やらなければならないことが明確で、自分を客観視してすぐに行動に移すことができました。

2

2年の夏

目標とは違うビジョンも考える

できることなら本命の消防士に合格することが1番良い結果になりますが、「もし合格しなかった場合」のビジョンをこの頃から考えるようになりました。それは消極的な思いからではなく、消防士になれなくても納得のいく就職先や自分のやりたいことを活かせる就職先、どこに行っても自分らしく働ける将来を大事にしたいと考えていたからこそ、違う未来を受け入れ、考えることができました。

3

3年の秋

誰のために、何のために始めたのか

消防士になるためには公務員試験と体力試験、小論文と面接の対策をしなくてはなりませんでした。ところが試験の対策、目標のためでもあり、好きなはずのトレーニングですらモチベーションに左右されることが数ヶ月間続きました。そんな中でふと思ったのが、誰のために?なんのために始めたのか。私はお世話になった家族、友人のため、大切な人を守れるようになりたい思いで試験対策に取り組みました。忘れていたそんな最初の気持ちを思い出せたことで、より一層頑張ろうと思えるようになりました。

4

4年春

この時期だからこそ周りと比べない。

早い人は内定を頂く人が出てくる時期。周りの友人がどんな企業を受けて、どんな動きをしているのかも気になり、それらを共有し、就活の糧にするならとても良い刺激になると考えました但し、周りと比較して焦り、内定欲しさに妥協してエントリーすること、諦める必要は絶対にないです。自分のやりたいこと、本当の長所は友人じゃなく、自分にしかわからない。周りじゃなく、自分自身を見つめること!

5

4年の夏

内定

たくさんの人の支えがあり、中学生からの目標を達成することができました!人生の中で自分がなにがしたいのかわからなくなったとき、なんのためにやっているかわからなくなったとき、最初の気持ちを思い出してみること。辛くてしんどい時は誰のために始めたのか考えてみることが大切だと就活を通して気付けました。
これからは社会人として、市を担う一職員として大切な人や市民の皆様を守るために死力を尽くして頑張ります!

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