大学時代に培った経験を、
若者の未来へつなぐ。

株式会社 アルビレックス新潟育成部
U-12 コーチ

佐藤 征宏 さん 経営情報学科 2016年3月卒業

大学で広がった世界観

小学1年生から始めたサッカーを続けるために経営大に入学。サッカー部の活動と共に教員免許を取得しようと、教職課程を履修しました。大学3年次に病気を発症した影響もあり、選手ではなく、指導者としての道を選ぶことに。経営大では地元の子どもたちに教えるサッカースクールを実施していたこともあり、学生時代から指導経験を積むことができました。教職課程での実習やインターンシップで出会った方々との関わりやお話から、物事の見方、考え方の幅が格段に広がったことも大学時代の成長のひとつです。

社会での成長プロセス

アルビレックス新潟のアカデミー組織において、小学生以下を中心に指導を行い、時にはスクールやサッカー教室などでコーチとして活動しています。どんなに忙しくても、時間の使い方を工夫し、仕事をやり遂げる先輩たちを見ていると「自分はまだまだ未熟で努力が足りない」と気づかされる毎日ですが、先輩のアドバイスに耳を傾け、子どもたちとの関わり方や伝え方について日々勉強しています。
悩むことがあったりすると子どもたちの前向きな姿から、逆に元気やパワーをもらったりもします。
子どもたちの成長は、指導者の声掛け次第です。サッカーのテクニックと同様に、挨拶や会話など人としての基本的なマナーや思春期特有の心のバランスにも配慮しながらきめ細かなサポートを行っていきたいと考えています。

高校生へのメッセージ

人見知りで、周囲に馴染めなかった幼少期から、サッカーを通してコミュニケーションを深めることができるようになり、今ではサッカー指導を通して地域貢献するという使命を全うしています。
プロの選手になれたとしても、なれなくて違う道を選んだとしても、経営大なら必ずその夢に向かってあたたかいサポートをしてくれます。
現在、進みたい道が見つからなくても、その道が見つかるまで一緒に探してくれます。
在学時も卒業後も、いつでも気にかけてくださる先生方への感謝の気持ちを、サッカー指導の情熱に込めてこれからも一人ひとりの未来を照らしていきたいです。
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