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【国際交流】本学教員が長春工業大学・南京信息工程大学(中国)で講演を行いました。 (2015.12.10)
今年も本学の協定校である長春工業大学と南京信息工程大学にて伊部泰弘教授が講演を行いました。11月30日(月)に長春工業大学で、12月3日(木)に南京信息工程大学でそれぞれ行いました。
両校とも講演テーマは、「マーケティングの考え方(市场营销的概念)」であり、経済学や経営学を学ぶ学生及び教員の方々を含め、長春工業大学では約100名が参加し、南京信息工程大学では、約50名が参加しました。特に、長春工業大学では、教室に座りきれない学生たちが、立ちながら聴講するなど大盛況となりました。
また、講演は、長春工業大学では昨年、一昨年と3回目であり、南京信息工程大学では初めて行いました。
両校とも日本語学科の教員の方に通訳をお願いしながら、ユニクロやH&Mなどの戦略の違いを解説した後、マーケティングの考え方やニーズとウォンツといった考え方について話しました。その後、特に日本のファッションブランドのマーケティング戦略の特徴を東京ガールズコレクションに出展しているセシルマクビーやリズリサなどのブランド戦略の事例を通じて考えてみました。
最後に、伊部ゼミでの取り組みである「加茂ヒマワリスプロジェクト」について、産学連携で取り組んでいる焼き菓子づくりなどのことを紹介しました。
講演終了後、学生や教員から「マーケティングは、自分たちにどのように役立つのか?」(長春)、「日本企業と中国企業のマーケティングの違いは何か?」(長春)、「ユニクロの今後の戦略は?」(南京)などといった質問が出され、中国の学生たちもマーケティングや日本のファッションブランドへの関心の高さを知る良い機会となりました。
文:伊部 泰弘
写真:杉浦善次郎