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【経営トップセミナー】三条信用金庫 地域経済研究所 常勤理事 高橋 敦様 (2020.10.08)
毎年後期恒例となりました授業『経営トップセミナー』、新潟県内外の企業トップの方々のご講演を聴講できる大変貴重な講義が始まりました。
今年度は新型コロナウイルス感染症対策のため、受講人数を制限し、一般の方々の聴講をお断りせざるを得ませんでした。
10月2日(金)のご講演第1回目講義は、三条信用金庫 地域経済研究所 常勤理事の高橋 敦氏より「燕三条地域の産業と経済動向について」と題して、ご講演いただきました。
学生からは、「講演を聴いて、燕三条地域の産業について知ることができ、燕三条地域は全国レベルでも金属加工の一大集積地で他地域よりも健闘しているということを知り驚いた。また経済動向では、リーマンショック時とコロナショック時での比較データをみて、リーマンショック時は底からの回復に約3年を要したため、コロナショックを立て直すのにも相当な時間を要するのではないかと思った。今回の講演では経済動向のデータやグラフを多く見ることができたので、今後の経済がどのように動くのか自分でも考えたいと思った。」「燕三条地域の金属加工・製造業のすごさを感じた。燕三条地域は製造業が多く、コロナで打撃を受けている観光業や飲食業が少ないため、傷は浅いのではないか、という話を伺い、燕三条地域がコロナ以前の様子に戻るのはもしかしたら早いのではないかと思った。信用金庫というのは、銀行的な役割をしているのだと思っていたが、ここまで地域経済のことを調査・把握し、今後のことまで考えているとは思わなかった。」などの感想が寄せられました。
今回のご講演で学生は、燕三条地域の産業、企業についての理解を深め、また経済についても学ぶことができ、今後の燕三条地域や日本経済はどうなるのか考える良い機会になりました。お忙しい中、貴重なお時間をいただきありがとうございました。